当院における院内感染対策について
新型コロナウイルス感染症が5月8日~2類から5類感染症へ変更となるため、当院における院内感染対策についてお知らせします。
当院では開院当初より医薬品ならびに医薬部外品を用い、手指消毒を含む感染対策を行ってきましたが、2015年からは雑品(雑貨品)である「次亜塩素酸水」も利用しています。
以下の理由で、当院では現在行っている感染対策が有効かつ安全と考え、現状の院内感染対策を継続します。
「消毒用エタノール」などの医薬品ならびに医薬部外品は薬機法により承認された消毒剤ですが、「次亜塩素酸水」は雑品で薬機法の承認は受けておりません。
一方、新型コロナウイルスの感染拡大を契機に、「次亜塩素酸水」の有効性ならびに安全性に関する検討が厚生労働省・経済産業省・消費者庁を中心に行われました。
現時点では、「次亜塩素酸水」は手指を除くモノの消毒・除菌に有効で、安全性情報や使用上の注意事項等を守り適切に使用する場合に限りその空間噴霧も認められています。
*新型コロナウイルスの消毒・除菌方法について(厚生労働省・経済産業省・消費者庁特設ページ)
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/syoudoku_00001.html
当院では新型コロナウイルスの出現以前から「次亜塩素酸水」を利用し、新型コロナウイルスの感染拡大下でもクラスター含む院内感染ならびに健康被害は確認されておりません。
(参考)当院で使用している「次亜塩素酸水」
*シーエルファイン® (ニプロ株式会社)
医療関係者向け
https://med.nipro.co.jp/clfine_hocl?solution
*The除菌水 (株式会社アイーデ)